VOL.7 情熱 “松右衛門帆”

確か北播磨の道の駅辺りやったと思うねんけど、播州織にしてはえらい分厚い生地のバックを見かけてん。
その生地がえらい気になって色々と聞いたり調べたら、その生地ではないねんけど北播磨周辺で織った分厚い生地があって、どうやらその生地は高砂市から発信している日本最古の帆布と言われてる“松右衛門帆”やって分かってん。
早速、連絡したら「事務所兼ショップが高砂駅前に有るから」って教えてもらって駅前まで車のナビ入れて行ってんけど、ビックリしたわ!高砂駅前って昭和の雰囲気のまんまやねんネ。好きやわ〜あの雰囲気。
話を聞かせてもらった松右衛門帆の代表さんは、年の頃は僕と同じ位かなぁ。高砂の駅前の雰囲気に、ぴったりな地元高砂を愛する、めっちゃ熱い人。松右衛門帆の復刻を命懸けでやってるってのが話をしてるとヒシヒシ伝わってきたわ。
それでクチだけやなく、東京に出向いて販売網を広げたりと凄い行動力。そして、とうとう去年の秋には播州織の産地から古い織機を譲り受け高砂に持ち込み、生産と販売の拠点“御影屋”をオープンされた。
凄い情熱やわ!!!
僕も、兵庫県のじばさんに携わる話を熱く語って、じばさんeleでの販売が始まった。
それで貴重な松右衛門帆の生地を分けてもらってオリジナルの播州織とコラボレーションしたトートバッグを完成することが出来た。
こういう人が産地に居ってくれるのはホントに嬉しいし心強い!
大大大リスペクトです!!!
産地の方々との触れ合いは<COMEPASS_じばさんぽ。▲>でも連載しています。