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前川拓史の“兵庫イズバーニング”


乱痴気/じばさんらんちき代表の前川拓史が、日々を綴るブログ“Moucho Trabajo Poquito Dinero ▲”の中から特に、兵庫県の地場産地の奥深くに潜り込み、産地の人々と本気で触れ合い、モノづくりの現場に切り込んでくコラムです。



Hyogo's Burning!!! Hyogo's Burning!!!
上っ面だけのうすっぺらい“ライフスタイルごっこ”に、風穴を開けてやるぜ!

VOL.18  雷電“淡路島手延べ乾かし麺そろそろ”


僕、“うどん食べ歩きツアー”を敢行するくらい、麺類がめちゃくちゃ好きなんですよ。特に夏場は素麺を良く食べるのですが、素麺って言えば兵庫県では、たつの市の“揖保乃糸”を思い浮かべる方が多いと思います。僕も全然知らなかったんですが、淡路島も手延べそうめんの産地なんですよね。


淡路島の手延べ素麺ってどんなんやろ?って、色々と調べていた時に金山製麺の六代目さんと仲良くなり、何気なく僕がこぼした一言「僕のオリジナルの麺とか出来ませんかね〜」が 、“手延べ乾かし麺そろそろ”の始まりです。


旨い麺は当たり前、どうせやるなら兵庫県内の素材“メイドイン兵庫”で作りましょうよと意気投合。


素麺は<小麦、塩、油>が原材料。塩は以前から自宅でも使っていた、淡路島の“自凝雫塩(おのころしずくしお)”。 菜種油は島内の遊休農地等を利用して栽培する菜種を使用いた“菜の花の恵み”。もちろん小麦粉も兵庫県産。


それからこだわりが詰まったパッケージは、淡路の特産品、線香やお菓子の貼り箱を手がける創業60年の“津名紙器工業”。グラフィックは2yangにお願いしました。


“手延べ乾かし麺そろそろ”が完成するまでは、勿論地道な努力もありましたが、意外と完成まで一気でした。 産地でのモノづくりは「あ〜だ、こーだ」言ってるより、意気投合し「オモロイね!」「やりましょ!!!」みたいな電光石火の早業も大事やなぁって感じます。




 http://sorosoro.jp/▲

“手延べ乾かし麺そろそろ”の素麺より太くコシの有る麺は、小麦本来の味に加え、旨味の有る塩分とほんのり香る菜の花の香りが特徴です。5分程度茹でて頂き、冷でも温でも、和洋様々な調理方法で美味しくいただけます。




産地の方々との触れ合いは<COMEPASS_じばさんぽ。▲>でも連載しています。



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VOL.19  入魂“豊岡杞柳細工”

VOL.18  雷電“淡路島手延べ乾かし麺そろそろ”

VOL.17  切望“出石焼”

VOL.16  途上“じばさんらんちきびーむす”

VOL.15  一会“播州織扇子”

VOL.14  融合弐 “乙仲角”

VOL.13  融合 “乙仲角”

VOL.12  寵愛 “丹波布”

VOL.11  平穏 “丹波竹細工”

VOL.10  岐路 “播州織”

VOL.9  賛美 “津名紙器工業”

VOL.8  慕情 “神戸須磨張り子”

VOL.7  情熱 “松右衛門帆”

VOL.6  洗礼 “杉原紙”

VOL.5  乱脈 “丹波焼”

VOL.4  割愛 “LOCALINA MERIYASU”

VOL.3  泣所

VOL.2  眩暈

VOL.1  初動

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